農家の森さんのお宅では、30日から飾るお正月のお飾りの準備をなさっていました。
土間の板の間に並んだしめ縄飾りは、右から順番にお稲荷さん、お台所、作業場やビニールハウス、玄関、門、と、それぞれ飾る場所が決まっています。森さんのおじさまが毎年手作りなさっているそうです。そして、小比企稲荷の氏子さんたちは、年神様をお迎えするお札とと竈(台所)のお札を飾るとのこと。「年神さまはこちらから詣でなくても、神さまのほうからそれぞれの家々に来てくださるんですって」と森さん。床の間には、お孫さんといっしょに作ったという自家製のお供え餅が並んでいました。
いつもKOBIKI TIMESの取材にご協力いただいている農家のみなさま、お読みくださっている読者のみなさま、今年もお世話になりありがとうございました。
新しい年が稔りと幸の多い年となりますよう、お祈り申し上げます。